差がつく!大学生が英語で自己紹介するときに必要な基本のすべて

最近は、社会人になる前に本格的に英語を習う人が増えてきていますね。それもそのはず。大学生になると、学校の授業に加え、ゼミや研究室でのプレゼン発表、さらには学会発表に就職面接と、中学生や高校生の頃と比較すると「英会話のスキルを要求される場面」がとても多くなるからです。

また、大学のキャンパスでは外国人の友達を作ることも簡単になります。相対的に自由な時間も増えるので、アルバイトやサークルの仲間と海外旅行に行き、大学時代の旅行先で初めて英語を使う人も多いですね。大学では、受験に必要な「机上の英語」より「リアルな英会話」に触れる機会の方がぐんと増えるのです。

今回は、そんな現代の大学生にぴったりな「英語で自己紹介」をするためのアドバイスをご用意しました。

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基本の挨拶

自己紹介の前に忘れてはならないのが、基本の挨拶です。日本語でも英語でも同じですね!

“Hi. Nice to meet you.”
「こんにちは、はじめまして。」

目上の人などに使う、もう少しカッチリした表現としては、

“Hello. (I’m) Pleased to meet you.”
「こんにちは、お会いできて光栄です。」

もオススメです。pleased は「喜んで、満足して」という意味ですね。I’m は省略して構いません。

ところで、”Nice to see you.” という良く似た表現がありますが、こちらはお会いするのが2回目以降の場合に挨拶として使う表現ですので、自己紹介の場面には適しません。間違わないように覚えておきましょう。

相手のことを知っている場合

実際に会うのは初めてという場合でも、他の方から相手の噂や評判をよく聞いているのであれば、

“I’ve heard a lot about you.”
「あなたのことはよく聞いていますよ。」

と言い加えてみましょう。日本語でいうならば「お噂はかねがね」の表現ですね!

自分の名前を名乗る

どんな自己紹介をするにしても、最初に話すべき項目は自分の名前です。一生懸命英語で自己紹介をしても、「あなたのことはよく分かりましたが、ところでお名前は?」なんてことになってしまいますよ!

自分の名前を相手に伝える時に使える表現がこちら。

“I’m ~.”
「私は ~ です。」

この際に気を付けたいのが、自分の名前を名乗るスピードです。日本人同士で自己紹介をする場合は、お互い日本人の名前に慣れているため、会話と同じスピードで名乗っても問題ありません。しかし、外国人の方の中には、日本人の名前に馴染みがない方がたくさんいらっしゃいます。私たちにとっても外国の方の名前を聞きとるのは至難の業ですよね? その後、きちんとコミュニケーションをとるためにも、自分の名前はゆっくりはっきり伝えるようにしましょう。

もしも(自分の名前は長くて外国の方には発音しづらいかも…)と感じるのであれば、あだ名で呼んでもらうのも良いでしょう。そんな時は、自己紹介をしてからこう続ければ大丈夫!

“Please call me ~.”
「~ と呼んでください。」

例えば、Masahiro さんであれば Masa、Yukiko さんであれば Yuki など、長い日本語の名前は外国の方々でも覚えやすいよう短くしてあげるといいでしょう。

自分の名前が分かりにくい場合

ならば、思いきってイングリッシュネームで呼んでもらうのはいかがですか? イングリッシュネームとは、自分の英語名です。あまり日本では馴染みのないイングリッシュネームですが、他のアジア圏の方々の間ではイングリッシュネームを持つことはそんなに珍しくありません。イングリッシュネームを持つにあたっては、特に申請の必要や決まりなどもなく、自分の好きなように名乗ってOK!

例えば、本名の Chisato から名前をもじって Christine、5月生まれだから May、薔薇が好きだから Rosie など考え方は無限大! 自分の好きなハリウッドスターから名前をもらうのも人気です。

もちろん、自分の本名のまま呼んでほしい! と思うのであれば、それで問題ありません。大事なのは相手の方と気持ち良くコミュニケーションを取ることです。

ここからは組み合わせ自由!あなたは何を話す?

挨拶と名前をしっかり伝えれば、自己紹介のファーストステップはバッチリです! あとはシチュエーションに合わせて伝えたいことを相手に話せば、あなただけのオリジナルの自己紹介の完成です。

ここでは、大学生同士の自己紹介に使えそうな英語表現をいくつかご紹介いたします。

1.出身地(生い立ち)を話す

いろんな地域から人が集まった時は、自己紹介として「自分の出身地」を伝えてみるのもひとつの方法です。

“I’m from ~.”
「私は ~ から来ました。」

今は東京に住んでるけど、出身は名古屋なんだよね…そんな時はこちらの表現を使ってみましょう!

“I grew up in Nagoya but I live in Tokyo now.”
「名古屋で育ち、現在は東京に住んでいます。」

あなたの生い立ちに合わせて、いろいろな言い方を組み合わせてみてくださいね。

I was born in ~
~ で生まれました
I grew up in ~
~ で育ちました
I was born and grew up in ~
~ で生まれ育ちました
I used to live in ~
昔 ~ に住んでいました

2.家族構成を話す

自分の生い立ちにおいて、家族はとても重要な要素です。家族構成について話せば意外と長男長女あるあるや一人っ子あるあるなどで盛り上がることもあるかも?

“I come from a family of ~.”
「私の家族は ~ です。」

のフレーズでは、あなたの家族がどんな家族かを説明することができます。例えば、4人家族なら ~ の部分に “I come from a family of four.” と数字を入れるだけでもOK。序数にせず、そのままの数字で大丈夫です。

他によく使うフレーズとしては、兄弟姉妹の人数についての紹介がありますね。

“I have ~ brother(s).”
「私は ~ 人の兄弟がいます。」
“I have ~ sister(s).”
「私は ~ 人の姉妹がいます。」

~ の部分には兄弟姉妹の人数に合わせて数字を入れましょう。また、兄や姉など年上の兄弟を指す場合には、older brother/sister、弟や妹など年下の兄弟を指す場合は younger brother/sister と言います。例えば、妹が2人います、と言う場合には “I have two younger sisters.” と言うことができます。

会話のキッカケとして、次のような表現を覚えておくのもオススメですよ。

“I’m the oldest, and you?”
「私は(兄弟/姉妹の中で)1番年上です。あなたは?」
“I’m (in) the middle, and you?”
「私は(兄弟/姉妹の中で)真ん中です。あなたは?」
“I’m the youngest, and you?”
「私は(兄弟/姉妹の中で)1番年下です。あなたは?」
“I am an only child, and you?”
「私は一人っ子です。あなたは?」

3.学部・学科・専攻について話す

中学校や高校までは文系/理系のような大まかな分類しかありませんが、大学になるといろんな学部と学科があります。人によって専攻するコースが違うので、大学生として自己紹介をする場合、必ずと言っていいほど「専攻は何ですか?/どこの学部ですか?」と聞かれるでしょう。これは日本語でも英語でも同じです。

“What do you study? / What’s your major?”
「あなたが勉強しているのは何? / あなたの専攻は何?」

自分が専攻している学科についてはもちろん、主要な学部くらいは英語で言えるようにしておきたいですね。以下、よくある学部や専攻の英語をまとめておきました。観光学など、日本国内ではあまり馴染みのない学部や専攻もありますが、海外では国や地域によって凄く人気があったりします。覚えておいて損はないですよ。

文学
Literature
法学
Law
経済学
Economics
経営学
Business Administration
財政学
Public Finance
会計学
Accounting
心理学
Psychology
文化人類学
Cultural Anthropology
教育学
Education
情報科学
Computer Science
工学
Electronics
理学
Science
医学
Medicine
農学
Agriculture
薬学
Pharmacy
社会学
Sociology
国際関係学
International Relations
美術学
Art
観光学
Tourism
生物学
Biology

例えば、東京大学で教育学部の人の場合は、以下のように自己紹介ができます。

I am majoring education at Tokyo University.
「私は東京大学で教育学を専攻しています。」

4.何年生(何回生)か話す

大学の学年を表す英語は、少し独特の表現を持っています。余裕があれば覚えておきましょう。

1年生(1回生)
Freshman
2年生(2回生)
Sophomore
3年生(3回生)
Junior
4年生(4回生)
Senior

もし忘れてしまった場合には、

This is my first year at university.
「今年は私にとって大学1年目です。」

のような言い方をしても、もちろん構いません。知っている単語だけでどんどん会話を続けましょう! また長い大学生活の中では、次のような英語も覚えておくと自己紹介のときに役に立つはずです。

卒業証書
Diploma
学士課程
Bachelor’s degree
修士課程
Master’s degree
博士課程
Ph.D.
論文
Thesis
就職活動
Job hunting
教授
Professor
学会
Academic meeting

5.趣味やサークルについて話す

自分の人柄を説明するには、趣味の話は外せない! そんな方は、自己紹介の際に自分の趣味について話してみましょう。もし趣味が合えば、はじめて会った人とでも自己紹介の後すぐに親しくなることができます。

“I like ~ing. / I like to ~.”
「私は ~ するのが好きです。」

like ~ ing と like to ~ はどちらも同じように使えます。簡単ですね! 例えば、もし野球観戦が趣味なら、

“I like watching baseball. / I like to watch baseball.”
「私は野球観戦をするのが好きです。」

どちらの表現を使っても意味は同じです。なお「趣味」を意味する英単語として hobby を思い浮かべる方は多いでしょう。しかし、hobby は家庭菜園や料理など、ある程度スキルを必要とする趣味を指します。”I like ~.” の方がシンプルかつ無難に使えますよ。

また、大学では自分が入っているサークル活動が話題に上がることも多いですよ! 次のような表現も覚えておくと便利でしょう。なお、サークルのことは club と表現する方が自然な英語になります。

“I’m in the tennis club.”
「私はテニスサークルに入っています(所属しています)。」
“Yesterday, I played tennis at my club.”
「昨日、私はサークルでテニスをしました。」
“Would you like to join our tennis club?”
「私たちのテニスサークルに入りませんか?」

まとめ

今回は、大学生として自己紹介に使える簡単な表現をご紹介いたしましたが、いかがでしたか?

日本で自己紹介をするときは、丁寧で無礼のないことが大事とされていますが、アメリカをはじめとした国々では、丁寧さよりも親しみやすさが重視される傾向にあります。日本人として失礼のないようにするのは良いことですが、それ以上に「笑顔で」「相手の目を見ながら」自己紹介することが大事です。

そしてもう1つ大事なことは、失敗を恐れないこと。むしろ、失敗をすることで英会話は上達します。また、相手の方とも打ち解けやすくなりますよ! ぜひ、世界のいろんな方に自己紹介をしてみましょう。千里の道も一歩から! あなたのグローバルコミュニケーションはここからはじまります。

桐永沙織
福岡出身のライター兼翻訳家。アメリカのマサチューセッツ州で幼少期を、また、カナダのバンクーバーで高校時代を過ごした。TOEIC® スコアは925点、英検準1級の資格も持つ。2016年10月より「eikaiwa.online」初期メンバーとして参加、日常英会話についての様々なお役立ち記事を執筆している。趣味は、カラオケ、読書、ミュージカル鑑賞。
https://eikaiwa.online/wp-content/uploads/tokyo-university-campus-image.jpghttps://eikaiwa.online/wp-content/uploads/tokyo-university-campus-image-150x150.jpg桐永沙織注目記事英語リーディング最近は、社会人になる前に本格的に英語を習う人が増えてきていますね。それもそのはず。大学生になると、学校の授業に加え、ゼミや研究室でのプレゼン発表、さらには学会発表に就職面接と、中学生や高校生の頃と比較すると「英会話のスキルを要求される場面」がとても多くなるからです。また、大学のキャンパスでは外国人の友達を作ることも簡単になります。相対的に自由な時間も増えるので、アルバイトやサークルの仲間と海外旅行に行き、大学時代の旅行先で初めて英語を使う人も多いですね。大学では、受験に必要な「机上の英語」より「リアルな英会話」に触れる機会の方がぐんと増えるのです。今回は、そんな現代の大学生にぴったりな「英語で自己紹介」をするためのアドバイスをご用意しました。 基本の挨拶 自己紹介の前に忘れてはならないのが、基本の挨拶です。日本語でも英語でも同じですね!'Hi. Nice to meet you.' 「こんにちは、はじめまして。」目上の人などに使う、もう少しカッチリした表現としては、'Hello. (I'm) Pleased to meet you.' 「こんにちは、お会いできて光栄です。」もオススメです。pleased は「喜んで、満足して」という意味ですね。I'm は省略して構いません。ところで、'Nice to see you.' という良く似た表現がありますが、こちらはお会いするのが2回目以降の場合に挨拶として使う表現ですので、自己紹介の場面には適しません。間違わないように覚えておきましょう。 相手のことを知っている場合 実際に会うのは初めてという場合でも、他の方から相手の噂や評判をよく聞いているのであれば、'I've heard a lot about you.' 「あなたのことはよく聞いていますよ。」と言い加えてみましょう。日本語でいうならば「お噂はかねがね」の表現ですね! 自分の名前を名乗る どんな自己紹介をするにしても、最初に話すべき項目は自分の名前です。一生懸命英語で自己紹介をしても、「あなたのことはよく分かりましたが、ところでお名前は?」なんてことになってしまいますよ!自分の名前を相手に伝える時に使える表現がこちら。'I'm ~.' 「私は ~ です。」この際に気を付けたいのが、自分の名前を名乗るスピードです。日本人同士で自己紹介をする場合は、お互い日本人の名前に慣れているため、会話と同じスピードで名乗っても問題ありません。しかし、外国人の方の中には、日本人の名前に馴染みがない方がたくさんいらっしゃいます。私たちにとっても外国の方の名前を聞きとるのは至難の業ですよね? その後、きちんとコミュニケーションをとるためにも、自分の名前はゆっくりはっきり伝えるようにしましょう。もしも(自分の名前は長くて外国の方には発音しづらいかも…)と感じるのであれば、あだ名で呼んでもらうのも良いでしょう。そんな時は、自己紹介をしてからこう続ければ大丈夫!'Please call me ~.' 「~ と呼んでください。」例えば、Masahiro さんであれば Masa、Yukiko さんであれば Yuki など、長い日本語の名前は外国の方々でも覚えやすいよう短くしてあげるといいでしょう。 自分の名前が分かりにくい場合 ならば、思いきってイングリッシュネームで呼んでもらうのはいかがですか? イングリッシュネームとは、自分の英語名です。あまり日本では馴染みのないイングリッシュネームですが、他のアジア圏の方々の間ではイングリッシュネームを持つことはそんなに珍しくありません。イングリッシュネームを持つにあたっては、特に申請の必要や決まりなどもなく、自分の好きなように名乗ってOK!例えば、本名の Chisato から名前をもじって Christine、5月生まれだから May、薔薇が好きだから Rosie など考え方は無限大! 自分の好きなハリウッドスターから名前をもらうのも人気です。もちろん、自分の本名のまま呼んでほしい! と思うのであれば、それで問題ありません。大事なのは相手の方と気持ち良くコミュニケーションを取ることです。 ここからは組み合わせ自由!あなたは何を話す? 挨拶と名前をしっかり伝えれば、自己紹介のファーストステップはバッチリです! あとはシチュエーションに合わせて伝えたいことを相手に話せば、あなただけのオリジナルの自己紹介の完成です。ここでは、大学生同士の自己紹介に使えそうな英語表現をいくつかご紹介いたします。 1.出身地(生い立ち)を話す いろんな地域から人が集まった時は、自己紹介として「自分の出身地」を伝えてみるのもひとつの方法です。...英会話学習のおすすめ情報をお届けするサイト