TOEICスコアと英会話どっちが大事?

英語を話せるようになりたい、これまで何度かTOEICを受験してきた、TOEICスコアで700点くらい取れるという方で、そろそろ英語を話す環境を作りたい、せっかく勉強してきた英語をもっと使いたい、でも英会話を始めるには少し自信がない、そうお考えのあなた!

このような方に、私は迷わず「オンライン英会話」をおすすめしています。というのも、日本人英語学習者はTOEICや英検の試験対策をやり過ぎで、英語力の向上スピードがスローダウンしている傾向があるからです。

とはいえ「マンツーマンのオンライン英会話レッスンを受けるにはまだ経験が足りない、もう少しだけ実力をつけてからにしよう」と考えてしまう気持ちも分かります。私もかつてはそうだったからです。

今回の記事では、TOEICスコアで700点くらい取れるようになったけど、まだ英会話をするには自信がない、という方をターゲットに、私自身がマンツーマン英会話レッスンで一気に英語力を向上させた経験と、長らく海外で生活してきた経験から『オンライン英会話がおすすめな8つの理由』をお伝えします。

TOEICスコア700点くらいの方にはオンライン英会話がおすすめ

1. スピーキングの重要さと向き合える

本格的な英会話の経験がない方が英会話を始めると、スピーキングの重要さと「真正面」から向き合うことができます。このたった1つがいかに重要か、かつての私の経験も交えながらお伝えしましょう。

日本には、英語教材、英語学習ゲーム、英語学習アプリなど、実に豊富な英語の学習ツールが揃っています。これはもちろん非常に素晴らしいことです。なぜなら、これら豊富な学習ツールのおかげで日本人の英語力は全体的に底上げされているからです。

しかしながら、そのせいで「英会話の機会をたった一度も持つことなく、独学で黙々と英語を学習する人」が増えてしまいました。そして、リスニング・リーディングの理解度テストとして「四択問題から正解を選ぶ」といった、実際の英会話では何の役にも立たないことを延々と繰り返してしまうのです。

本当にそのままで良いのでしょうか?

私自身も、9年前までは英会話を始める自信が持てず、ニンテンドーDSのソフト「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」や「もっとえいご漬け」にさえも手を出していました。ある学習ツールをやり終えたら、また別の学習ツールを探す、そんな連続から行き着いた結果だったと思います。もちろん、レベル別のTOEIC対策本ESL PodcastiKnow!Oxford Picture Dictionary など、既にありとあらゆる方法を試していました。ただこれだけ英語を勉強していたにも関わらず、ほとんど外国人と話したことがなかったんです

今考えると当たり前ですが、次第に「このままではダメだ」と感じるようになりました。逆に言うと、独学で英語の基礎を身につけるための勉強はもう十分過ぎるほどやっていたのです。

英語の一人勉強はあるレベルで行き詰まる

私は「この状況を変えなければならない」と思い立ち、定期的に受けていたTOEICスコアで700点を突破した時点で「GABAマンツーマン英会話」に通い始めました。私は外国人講師を目の前にしても緊張しなくなり、発音、イントネーション、強弱の付け方、質問の言い回し方など、スピーキングの重要さを強く感じました。

その後トントン拍子に英会話の機会を増やし、Airbnbで民泊経営をしたり、海外と英語で仕事をしたりして、それから数年後には海外移住、そして国際結婚もしました。今では、海外生活歴5年以上となっています。

ですから、これだけははっきりと言えます。あなたが豊富な英語学習ツールに頼りきって、英語を話す機会を全く作っていないなら、それは『スピーキングの重要さと向き合うことから逃げているだけ』です。私がそうだったから分かるのですが、そのままでは英語を「話せる」ようにはなりません。事実と向き合い、少しでも早く「日常的に英語を話す環境」を作りましょう。

今は「オンライン英会話」を利用すれば、本格的な英会話レッスンが格安の月額定額制料金で始められます。英語を話せるようになりたい方に、これをおすすめしない理由はありません。

2. 実践に必要な英語を効率よく学べる

自分が「必要」としている英語から効率よく学ぼう

スピーキングの重要さと向き合えるようになると、これまでの英語学習法にも疑問が出てくるでしょう。

これは英会話を始めると分かることですが、TOEICや英検対策で覚える難解な英単語のうち、実際の会話ではほとんど出てこない単語が結構あります。実践で使うことのない単語を必死で覚えるのって、もったいないと思いませんか? 使わない単語なのですから、どうせ忘れてしまう可能性も高いです。

英会話では、人それぞれに「よく話すトピック」や「得意な分野」が違います。つまり、実践で必要な英語も人によって違います。マンツーマンレッスンなら、自分でレッスンやトークの内容をコントロールすることができますので、自分が「必要」としている英語から効率よく学ぶことができるのが良いところです。

DMM英会話レアジョブNativeCamp といった大手オンライン英会話であればどこからでも好きなときにレッスンを受けられますし、日々のシチュエーションに応じてレッスンをアレンジすることだってできます。頻繁にレッスンを受けられるため、予習と復習のサイクルを回しやすいのも魅力です。

最もおすすめの活用法は、オンライン英会話ならではの「世界各地からの多種多様な英語講師陣」を最大限に活かし、趣味ごとの話が合う英語講師、行ってみたい国々の英語講師、人生相談できる英語講師、同じ仕事をしていた英語講師などをリピートで指定し、とにかく「実践に使える英語」を優先的に学ぶことです。

このように、目的に合わせ、少なくとも3人以上は「お気に入りの講師」を見つけることをおすすめします。また、目の保養になってくれる英語講師がいると、更なるモチベーションアップに繋がるかもしれません。

3. 英会話のシンプルな部分に気付ける

オンライン英会話を始めると「英会話のシンプルな部分に気付ける」ということもおすすめのポイントです。

実は、TOEICスコアで700点くらい取れる人であれば、既に「英文法の基本」や「必要なボキャブラリー」に大きな問題はありません。ですが、いざ英会話となると、もっとシンプルなことが重要になります。

それは、会話のテンポを途切れさせないための「相づち」「質問」「割り込み」などが自然にできるかということです。相手の質問に答えるだけの受け身に徹していたり、言いたいことを「完璧」に言うためにあれこれ考えていたりではダメで、特に「割り込み」で自分の意見を言うことができないと、会話のペースを握れずにフラストレーションが溜まります。話し相手も次第に話のネタが尽きてくるでしょう。

もし「外国人とマンツーマンで会話するにはまだ勉強が足りない」「もう少し経験値を積んでからにしよう」といつまでも躊躇していると、こういったシンプルなことにすら気付けません。少しでも早く会話のテンポに慣れるためには、1ヶ月間だけでも良いので英会話を続けてみましょう。

いったん「相づち」「質問」「割り込み」といったシンプルな部分のコツが掴めると、それまでは恐れていた英会話がどんどん楽しくなっていくはずです

4. 英語力と対人スキルへの自信がつく

自分の英語力に自信を持つことも大切

私の場合、ビジネスを英語でこなすようになり、プライベートでも外国人との付き合いが増えた時点で、もう英会話スクールに通わなくなりました。また「これ以上TOEICスコアを上げることにこだわる必要もない」と判断しました。それは、英語力と対人スキルに十分な自信を身につけたからです。

ただおそらく、「マンツーマンの英会話レッスンを受講するだけ」では、このレベルに早々と到達することはできなかったでしょう。プライベートでも Airbnbの民泊経営に始まり、海外一人旅に出て現地で話したり、英語力を活かせる仕事に転職したり、外国人との付き合いを増やしたり、とにかく英語を使う場面をどんどん増やしていきましたので、そのおかげもあったと思います。それが海外生活や国際結婚にも繋がりました。

とはいえ、英会話レッスンを始めたことが「すべてのキッカケ」となったことは間違いありません。ですから皆さんにも、たくさんの英語教材に囲まれて「英語学習」を続けるよりは、少しでも早く「英会話」の世界に足を踏み入れることをおすすめします。

私も「TOEICスコアで900点台を持っているのに堂々と英語を話せない人」を知っていますが、そうなる前に皆さんも是非「方向性の見直し」をしてください。英語はコミュニケーションのためのツールですから。

5. 世界の知識と教養を身につけられる

オンライン英会話の講師から世界の知識を吸収しよう

英会話の醍醐味は、やはり世界各地の様々な人種、様々な文化背景を持つ人と話すことです。

日本国内には豊富な学習ツールがありますが、英単語の暗記、英文法のマスター、リーディング・リスニング対策といった英語学習を繰り返していると、なかなか「広い世界に目を向けること」ができません。

せっかくグローバルな言語である英語を学習しているのに、これでは勿体無いですよね。かといって、すぐに海外へ飛び出したり、すぐに外国人の友達をたくさん作るということは、ハードルが高いと思います。

だからこそ、最初はオンライン英会話をおすすめします。オンライン英会話の英会話講師は、海外で働いたり世界各地を旅行したりした経験のある方が多いので、間接的にではありますが、色々な背景を持つたくさんの英会話講師と話しているうちに「世界の知識と教養」も少しずつ身につけることができます。自分自身で話をすることも大切ですが、興味深いエピソードを持つ講師の話を掘り下げていくことも面白いと思います。

オンライン英会話の講師はユニークな経歴を持つ人が多い

思いもよらなかったような国の出身の英語講師と話が合い、そこからその国や地域のこと、世界情勢のことに興味を持つようになるということも珍しくありません。興味関心が生まれると、英語で調べごとをすることも増えるでしょう。そして、そのトピックについてまた英語で会話するというようなサイクルも生まれます。

この段階にまでなれば、もはや「今までの英語学習は何だったのか」とさえ思うようになるはずです。まずは色々な英語講師と話してみて「もっと話を聞きたい!」と感じるピッタリの講師を見つけることが大切です。

英語を話せる講師には世界中を旅した人も多い

6. 現実に外国人との交友関係が広がる

今はまだ「外国人と英語で話したことなんてほとんどない」という方でも、英会話の外国人講師と英語で話すことに慣れてしまえば、日常生活でも気兼ねなく外国人に話し掛けられるようになります。ですから、あとは外国人との接点を「どこでどう増やすか」ということだけです。

かつての私も、英会話を始める前は「外国人に英語で話しかけること」にどこか抵抗を感じていました。でも適切なアプローチで外国人に話しかけられるようになると、相手も安心して凄く嬉しそうに話してくれます。そして FacebookWhatsApp を持っていると、すぐに連絡先を交換して友達になれます。

オンライン英会話では、誰かと初めて出会ったときの会話、困っている人を助けるときの会話、友人と休日の計画について話し合うときの会話など、日常生活ですぐに使えるシチュエーションを想定したレッスン内容がたくさん用意されています。外国人との交友関係を増やしたい方は、これを使わない手はありません。

順調に外国人との交友関係が増えれば、そこでの会話からも違った単語、フレーズ、イディオムを学ぶことになるでしょう。また、英会話のレッスンで習うフレーズも実際に使わないことには完全には習得できません。レッスンに慣れてきたら、実際に英語を使う機会も増やしながら「両立」していくやり方がおすすめです

7. 結果的には英語力向上の近道になる

オンライン英会話がおすすめなのは「英語力向上の近道」になるから

この記事の最初で「TOEICスコアで700点くらい取れるようになった方は、少しでも早く英会話を始めるのがおすすめ」とお伝えしました。それは、その方が結果的には英語力向上の近道になるからです。

いつまでも一人で黙々と英語学習をしていては、実用できる英語は身につきません。というより、どの部分が実用的な英語で、どこからが趣味の領域の英語なのか、区別がつかないのだと思います。日常生活でほとんど使わない単語をただ暗記するのは、もはや趣味の領域でしかありません。漢検と同じようなものです。

それなら英会話に重点を置き、実用できる英語を優先的に身につけてしまう方が、プライベートにも仕事にも英語力を活かすことができ「活動の幅」も広がります。英語を学ぶ本来の目的は、ここにあるはずです

さらに、実際の会話から新しい言葉を学ぶことは多々ありますので、次第に「英語では何というか知っているけど、日本語で何というんだろう?」というような単語も出てきます。英語を学ぶ意欲を持ち続けていれば、結果的には難しい単語を覚える必要も出てくるでしょう。しかし、それが「会話の中で確実に使う単語」なら何の問題もありません。そして、このような単語は、人それぞれ「よく話す内容」によって違うものです。

つまり、「自分の必要としている英語」を習得するには、遅かれ早かれ「英会話」を始めるしかないのです。それなら、少しでも早く始めた方がお得だと思いませんか?私自身、振り返ってみると「どうしてもっと早く勇気が出なかったのだろう」と思います。一方で「遅すぎるということは本当に絶対ないな」とも思うので、この記事を読んでくださっている皆様にも、ぜひ早くそのことに気付いて欲しいなと思います。

8. 英語力を武器に就職や転職ができる

外資系企業や海外駐在の仕事で英語を使う

頑張ってTOEICを受験して「高スコア」を目指している方の多くは、英語力を武器に就職や転職に繋げたいと考えているはずです。ですが、英語を話せる即戦力の人材が欲しいと考えている企業は、ただTOEICスコアが高いというだけで採用してくれたりはしません。実際に英語を話せないなら意味がないからです。

いまどき、面接官の中に外国人がいたり、面接の途中で急に英語に切り替わったりということも普通となり、本当に英語を使える人材かどうかは面接でバレます。少しくらいの文法ミスなら構いませんが、流暢な発音の英語で「専門分野について堂々と話せること」は最低限のスキルとして求められます。

こうなると、自分の専門分野を理解してくれる人と普段から英語で話し慣れておくことが必須となります

オンライン英会話の最適なところは、とにかく多種多様な英語講師が揃っていることです。同じ職業や専門を経験している講師なんかも、検索で簡単に見つけることができますので、非常に大きな力になってくれます。家や職場の近くにある英会話塾に通う場合、こう簡単にはいきませんよね。

オンライン英会話は格安ですが、「豊富な講師陣が揃っている」という点において、通学型の英会話スクールより優れています。ですから、これから英会話を始める方にオンライン英会話は本当におすすめできます。

TOEIC700点はスタート地点!

TOEICスコア700の人は英会話を始めよう

これまでTOEICを中心に英語を勉強してきたけど、なかなか英会話に踏み出す勇気が出なかったという方、「今すぐにでも英会話を始めよう!」という気持ちになっていただけたでしょうか?

やはり、日本でこれだけ多くの方々が DMM英会話レアジョブNativeCamp といったオンライン英会話を選んでいるのには理由があります。一度「スピーキングの重要さ」と向き合うことができればトントン拍子に日常での英語の使い方が変わり、『英語学習者』ではなく『英語話者』としての自信が付いてきます。

皆さんが英語を勉強する理由も「英語で話せるようになって、やりたいことがあるから」のはずです。

たくさんの英語教材に囲まれて英語学習を続けていると「英語の勉強が続いてること」に満足してしまいがちですが、学習の継続が「英会話から逃げるための口実」になってしまっているなら、一度封印してください。そして少しでも早く「英会話」にチャレンジし、スピーキングの重要さと向き合うことをおすすめします。

外国人と英語で話した経験が全くないと最初は勇気がいるかもしれませんが、皆さんにも、英会話から始まる「人生の新しいページ」を見つけていただければとても嬉しいです。