初めまして、井手浩昭と申します。英語ペラペラを目指し、日々努力しているWebライターです。今回、自分自身を実験台にし、英語の成長にどんなことが役立ったかの実践記録を書かせていただくことになりました。
連載の初回となる今回は、私がこれまでに行ってきた英語の勉強法、現在の私の英語の実力、そして、今後の目標についてお伝えします。英語やTOEICスコアで伸び悩んでいる皆様のお役に立っていければ幸いです。
5年前に英語の勉強を始めたきっかけ
私が英語の勉強を始めたきっかけは、バイク事故で大けがをしたことです。2011年10月にバイクで転倒し、左足の膝から下があらぬ方向に曲がっていました。救急車で運ばれ、最初に運ばれた先の病院の先生には足の切断を薦められました。私は断固拒否して、左足を切断せずに治療してくれる病院を探し周った末、4つ目の病院でようやく良い返事が聞け、手術することになりました。
左足の切れていたじん帯や、粉々になった半月板の手術が行なわれた結果、何とか切断はせずに済みました。しかし、足が不自由になった私は、全く別の仕事を探さなければなりませんでした。そこで辿り着いた答えの1つが英語でした。
私は高校時代に英語が割と得意でしたので、簡単な翻訳の仕事が出来るようになればと思ったのです。また、いつか将来的に海外で暮らしてみたいという夢もあり、高校卒業後17年ものブランクがあった英語の再勉強を始めました。
取り組んできた英語の勉強法
まず、中学英文法の復習から始めました。使ったのは【稲田一著:中学3年間の英語を10時間で復習する本】です。この本は中学英文法が体系的にまとめられていて、とても役に立ちました。このシリーズは、初心者にはおすすめです。通勤時間には付属のCDも聞くことができたので、隙間時間の勉強まではかどりました。
次のステップはTOEICの受験を目指し、アルクの【キクタンTOEIC Test Score 800】を購入しました。しかし、これは英語の勉強を再開し始めたばかりの私には少し難しく、すぐに使うのを止めてしまいました。
そこで購入したのが、当時、英語教材のベストセラーにだった【森沢洋介著:どんどん話すための瞬間英作文トレーニング】です。これはかなり良くて、中学英文法がしっかり身についていくのが自分でわかりました。この【どんどん話すための瞬間英作文トレーニング】は iPhone アプリもあり、アプリを購入して通勤時間に行いました。アプリを30周ほどして自信がつくと【キクタンTOEIC Test Score 800】の使用を再開しました。こちらを10周ほど行った頃には、だいぶボキャブラリーが増えました。
その後、初めてのTOEIC受験前に【ヒロ前田著:TOEICテスト究極の模試600問】を行いました。この模試は難易度の違う3つの模試がついています。また、ヒロ前田氏は3回チャレンジ法を提案されていて、その通りに行いました。さらに【TOEICテスト新公式問題集Vol.6】を購入、こちらも2つの模試を3回づつ解きました。
現在の英語の実力は?
英語の勉強を再開して4年、満を持して2015年の12月に初めてのTOEICテストを受験しました。テスト前は、目標スコアを800点、最低でも700点は欲しいと思っていましたが、結果は575点でした。履歴書にギリギリ書けそうな600点にも届かずです。
一般的にリスニングの方が高いスコアが出るそうですが、私の場合リーディング285点リスニング290点で、リスニングとリーディングの差がありませんでした。実際、スコアではなく Percentile rank を見てみると、リーディングが受講者全体の 48% であることに対し、リスニングでは 28% にしか達していません。
これは、私のこれまでの英語勉強法に原因があったのかも知れません。というのも、私はこれまで英会話ではなく「英語の勉強」に重点を置いていたからです。つまり、現時点の私の弱点は「リスニング」ということになります。TOEICを受験することにより、このことに気付けたのはとても良かったと思います。
今後の目標について
英語の勉強の伸び悩みを感じて、しばらく英語の勉強に力が入らない日々が続きました。今回、この伸び悩みの突破口としてオンライン英会話を選びました。まずは、無料体験などを通してオンライン英会話スクールを選ぶところから始めます。そして、次回からは、そのことについて書いていく予定です。
オンライン英会話スクールって結構たくさんありますよね。では、オンライン英会話スクールってどうやって選んだら良いのでしょうか? どこが良いかを検証してみました。オンライン英会話ってどこが良いの?評判や無料レッスンを調べてみた
これから先、どうぞよろしくお願いいたします。