英語での会議やディスカッションに苦手意識のある方は多いのではないでしょうか? 日本では自分の意見を主張する文化があまりないため、母国語ではない英語でディスカッションとなると「座ってるだけで終わってしまった……」や「あいづちを打つだけで終わってしまった……」という経験のある方もおられるでしょう。
あいづちを打つことも大事なディスカッションの参加方法ですが、せっかくなら自分の意見も発言したいですよね。今回はアメリカの大学でディスカッションを何度も経験してきた私が、ディスカッションの際に使えるフレーズやコツ、いざという時の対応方法をお教えします。
英語ディスカッション5つのテクニック
①確認してみる
自信はないけど「こういうことを聞かれているのかな?」とざっくり質問が分かったのであれば、まずは質問された内容の確認を行いましょう。確認に使える鉄板フレーズはこちら。
- I didn’t quite understand your question. Do you mean . . . ?
- あなたの質問がよく分かっていません。……ということですか?
- Well, are you asking us . . . ?
- つまり、……という質問でしょうか?
質問を自分の言葉で言い換えることで内容をきちんと理解できているかが確認でき、見当違いなことを言って恥ずかしい思いをするのを防げます。
②リフレーズしてもらう
質問を聞かれて分からないと「とりあえず時間を稼ごう」と質問を聞き返す人が多いですが、それでは根本の解決にはなりませんよね。とはいえ「質問がよく分からない」と言ってしまうのも避けたいところ。
そこで「質問を言い換えてもらう」つまり「リフレーズしてもらう」のがおすすめです。もう一度違う言葉で言い直してもらうと質問の意味が分かり、すんなり答えられるということはよくあります。
- I’m sorry, but could you rephrase your question?
- すみませんが、ご質問をリフレーズしていただけますか?
- Could I ask you to rephrase that? I didn’t quite understand.
- 言い直していただけますか? あまりよく分かりませんでした。
こう聞かれると大抵相手は噛み砕いた簡単な質問に言い換えてくれることが多いですよ。私はよくこの方法を使っています。
③質問を返してみる
少しだけ工夫をすれば意外と使えるのが質問に対して質問で答える手法。聞かれている質問は理解できても、どう答えればいいか分からない時には聞き返してみましょう。
例えば「○○問題についてどう思う?」という質問を聞かれたら、このように返してみましょう(もちろん、少しでも答えられることがあれば答えてから質問する方が良いです)。
- Ummm . . . I’m not sure. What do you think?
- うーん……どうだろう。あなたはどう思う?
会議ではなくカジュアルなディスカッションの場合、横の人に質問を振るのも効果的です。色んな人の意見を聞くことにより自分の意見をまとめやすくなりますし、求められている答えがどんなものかも分かります。
④話の流れを変えてみる
発言するならばできるだけ自分が自信のあるトピックについて話したいところ。そういう時は少し強引に方向転換してみるのもテクニックの1つです。思い切って新しい話題を振ってみましょう!
- Not to go off topic, but I would also like to talk about . . .
- 脱線するつもりはありませんが、……についても話したいです。
- For your information, . . . as far as I know.
- ご参考までにですが、私の知る限り……です。
また、流れ的にふさわしくないと分かっていても、話せることがあるのであれば、思い切って話題を少し前に戻してしまうのも1つの方法です。そんなときに使えるフレーズはこちら。
- I just remembered . . .
- ちょっと思い出したのですが……
- Going back with what you said on ~, I think . . .
- ~での話に戻りますが、私は……だと考えます。
⑤とりあえず何か答えてみる
ディスカッション中、特に発言していなかったり発言のタイミングを見計らったりしていると、意見を聞いてくれる人が出てくるかもしれません。その時はチャンスです! 何を聞かれたかいまいち分かっていなくても、トピックが何か分かっているのであれば、それに関する自分の意見を言ってみましょう。
- I have a different point of view. In my opinion . . .
- 私の意見は違います。私の意見は……です。
- I think Olivia has got a point, especially . . .
- オリビアの言うことには一理あると思います、特に……
海外では自分の意見を持つこと、そしてそれをしっかり発言することが重視されるので「分からない」というのではなく、関連したことで話したいことを発言する方が「意見を持っている人」として認識されます。
心配であれば、はじめに「あまり質問の意味や意図が分かっていない」とつけておけば大丈夫です。
- I’m not sure if this answers your question, but I think . . .
- 答えになっているか分からないけれど、私は……と思います。
自信がない時は私もいつも冒頭にその旨を伝えるようにしています。
英語ディスカッションが苦手な方へ!まずは5つのコツで積極参加を
今回は英語の会議やディスカッションが苦手という方に、私がおすすめするディスカッションにおけるコツを5つご紹介しました。よく使う便利なフレーズと一緒に覚えておきましょう。
- 確認してみる
→ Do you mean . . . ? - リフレーズしてもらう
→ Could you rephrase that? - 質問を返してみる
→ What do you think? - 話の流れを変えてみる
→ I just remembered . . . - とりあえず何か答えてみる
→ I’m not sure, but I think . . .
英語でのディスカッションは回数を積めば積むほど上達するので、ぜひコツを頭にいれながら冷静に対応してみてください! オンライン英会話でも講師とディスカッションの練習ができますので、決められたトピックについてお互いの意見をぶつけ合う練習もしておきましょう。