日本人の特徴である「シャイな性格」を克服して英語を話せるようになる方法

外国人から見た日本人の特徴の1つに「シャイな性格」が挙げられます。日本では黙っていても周りが察してくれるため、そんなに困ることはないです。しかし、ひとたび海外へ出ると「シャイだから」では通用しないことばかり! 海外では自分の考えを伝えないと理解してもらえず、誤解を受けることもあります。あなたはただ恥ずかしくて言葉が出ないだけでも、「無愛想」「何を考えてるか分からない」「面白くない奴」などと思われているとしたら?

今回は、日本人に特徴的な「シャイなことが原因で英語を話せない人」を3タイプに分け、それぞれ克服法をご紹介いたします。まずは、自分がどのタイプかを見つけることが大事です。せっかくのホームパーティーやスモールトークで「壁の花」になってしまわないよう、自分の中の「シャイな部分」を見直してみましょう。

タイプ1.元々シャイな性格の人

まずは、元々シャイな性格で「日本語でも人前で話すのが苦手」というタイプの方。諦めてはいけません! 日本にはこういうタイプの方が海外と比べると多いのですが、おすすめできる克服法は2つあります。

事前にトピックを用意しておく

この方法は、会社のプレゼン前に準備するのと同じですね。自分の話したいトピックを用意し、事前に英語でどう言うのか勉強しておきます。先に準備しておくと心にも余裕ができ、スムーズに会話出来るはずです。

トピックとしては、旅先での英語の失敗談などがオススメ。英語での失敗談を笑い話に変えることで、英語を間違うことが恥ずかしくなくなり一石二鳥! また失敗をしても、話のネタが出来るだけですから。

「そんなに面白いネタなんて身の回りで起こらないよ」又は、「自分には面白く話せる英語力がない」と言う方は、旅先の写真や動画、またはネットで見つけたおもしろ動画をネタにしてみてはいかがでしょうか?

“Hey, check this out!”
ねぇ、ちょっとこれ見て!

と写真や動画を見せて一緒に笑えば、自然と会話も弾むはずです。まずはいくつかパターンを用意しておき、少しずつ時間を掛けて「話せるトピック」を増やしていってみてください。

聞き役に徹し、聞き上手な人になる

自分には、面白い話なんて出来ないよー、という方は聞き役に徹しましょう。日本語での会話も、聞き上手な方との会話は楽しいですよね! ですが、聞き上手になるには、ただ頷くだけではダメです。しっかりと話を聞きつつも上手な相槌で相手の話を盛り上げ、「この人と話すと楽しい」と思わせるのがコツ!

“So?”
それで?
“For real?”
マジで?
“Oh, my!”
なんてこと!
“That’s insane!”
馬鹿げてる!

などなど、ひとことで言える簡単な英語で、会話を楽しみましょう。日本人の控えめな反応は、外国の方々には伝わらないことがしばしばあります。ひとことと一緒に、ジェスチャーをつけるのもお忘れなく。

なお、もし相手の英語が分からない場合は、聞き返すかゆっくり話して貰いましょう! 理解していないのにそのまま聞き流したり、適当に相槌を打ったりすると、かえって失礼に当たります。初めてお会いするときに「信頼できないやつ」と悪い印象を与えてしまうと、もう相手にされなくなってしまいます。聞き役に徹すると言っても「ただ頷くだけ」ではダメなので、日本でそれに慣れてしまっている方は注意が必要です!

タイプ2.英語を話す自分が恥ずかしい人

シャイな性格ではないけれど、なんだか「英語を話している自分が恥ずかしい」というタイプの方もいます。これは日本の学校教育の影響もあり、英語を話すだけで周りに注目されるときのプレッシャーを未だに感じてしまっているのかもしれません。

そういう方にオススメの克服法は1つ。思い切って「別人格になりきること」です。

英語を話すときは「別人格」になりきる

これは英会話スクールでもたまに用いられる方法なのですが、レッスン中は英語名で呼び合い、そのキャラに徹するのです。外国人のキャラを演じることで、英語を話す気恥ずかしさがなくなります。

この方法で実際に効果があった方なら、短期間で英語を話せるようになりたい場合、「日本人らしさを捨てて海外で通用する英語を1ヶ月間で身に付ける方法」という記事がおすすめです。英語を話すときだけでなく、普段から世界標準のマナーを意識し、本物のコミュニケーション能力を身に付ける方法が紹介されています。

外国人と話すときは日本人らしい立ち居振る舞いから「別の自分」へと切り替える。これは、恥ずかしいことでも何でもありません! 世界標準のマナーを身に付けるためには、むしろ必要なスキルと言えるでしょう。

タイプ3.英語を間違うことが恥ずかしい人

日本人は完璧主義者が多いので、このタイプの方も多いのではないでしょうか。このタイプの特徴を持つ人の克服法は1つ。それは、英語は「習うより慣れろ」と考え方を変えること! つまり、間違わないようになるまで勉強するのではなく、間違いながら学んで行くことが大事なのです。せっかく長い時間をかけて机で勉強したところで、英語は話さなければ意味がありません。

とにかく話す!英語は習うより慣れろ

「分かってはいるけど、話す勇気が出ない」という方に、私の恩師からの言葉を紹介しましょう。

“The worst answer you will get is ‘No’.”
最悪の場合でも「No」と言われるだけ(=拒絶されるだけ)なんだよ。

これは、私が挑戦をためらっていた時に頂いた言葉です。私はこの言葉を聞き「そうか、最悪でも拒絶されるだけ、それ以下はないんだ!」と、自分のこだわりや羞恥心が一気に吹っ飛びました。今、この記事を読んでいるあなたも、どうか間違いを恐れずに一歩を踏み出してください。

最悪でも「No」と言われるだけ、そこで人生が終わる訳ではないのです。

今回のまとめ

日本人の特徴であるシャイな性格は、外国人には上手く伝わらず、誤解されることも多々あります。ですが、それを克服して場慣れしていくと、英語を話すことがもっと楽しくなるはずです。まずは日本人にありがちな次の3つの特徴をしっかりと把握し、これが英会話の上達を妨げてしまっていることを理解しましょう。

  1. 元々シャイな性格
  2. 英語を話す自分が恥ずかしい
  3. 英語を間違うことが恥ずかしい

実は私も人見知りな性格で、タイプ1に当てはまります。でも、今ではすっかり場慣れし、初めてお会いする外国の方とも会話を楽しめる余裕を持てるほどで、昔ほどシャイではなくなりました。もしかすると、3つの特徴すべてに当てはまる方もいらっしゃるかも知れませんが、克服することは必ずできます。今回の記事が、何かしら英会話上達のヒントになれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 この記事を書いた人
ジェイロン真由子

日本在住のライター兼英会話講師。大学で英語を専攻し、英会話講師を4年(企業で3年、個人で1年)とアメリカ留学を1年経験。得意な英語のおかげでフランス人の男性と出会い国際結婚。現在は2児の母になる。日本の英語力向上の目標に賛同し、英会話オンラインのWEBライターとして2017年より加わる。TOEIC®スコアは940点。