think を使った 「思う」 の英語フレーズ14選

I think so.” や “What do you think?” など 「思う」 の英語表現は英会話に必須です。今回は “think” を使った 「そう思うよ」 「どう思う?」 の英語表現や、「~だと思うな」 「~しようと思う」 など頻出の英語フレーズを厳選して紹介し、各フレーズの意味や使い方なども英語例文を見ながら詳しく解説していきます。

英会話でよく使う・すぐ使える “think” 「思う」 の頻出英語フレーズ14選

ここでは英会話でよく使う・すぐ使える “think” 「思う」 の英語フレーズをランキング形式で集めました。人によってよく使うフレーズにはもちろん違いがあると思いますが、ぜひ参考にしてみてください。各フレーズの意味と使い方はすべて英語例文で分かりやすく解説していますので、理解を深めるのにお役立てください。

1. “I think …

まず一番よく使うのは “I think … ” の形でしょう。自分の意見を率直に伝えるときも、“I think … ” と言うと少し柔らかい言い方になります。これは日本語も英語も同じですね。

I think you should.
そうする方が良いと思うよ。

使い方はかんたん。後ろの続く内容に対して 「~だと思う」 「~だと思います」 という意味になります。

I think I’m just tired.
ただ疲れてるだけだと思う。

確信は持てないけど 「~だと思う」 というようなニュアンスですね。

I think we’re about the same age.
私たち同じくらいの年齢だと思うよ。

なお “I think … ” を “I suppose … ” にすると少しフォーマルでかしこまった印象になります。“I think … ” を使わずに 「自分の思うこと」 を伝える英語表現は色々ありますので、以下の記事もぜひ参考にしてください。

2. “ … , I think.

次に、自分の意見や思っていることを伝えてから “ … , I think.” と言い加えることも可能です。

Everything is fine, I think.
すべて大丈夫だって、私は思うよ。

ただ、自分の直前の発言に責任を持たないような感じにも聞こえますので、特にビジネスシーンで使うことは避けましょう。日本語に近い語順で英語にできますので、英会話初心者には便利なテクニックといえます。

It’s a bit too late, I think.
(連絡するには)ちょっと夜遅いと思うよ。

3. “I don’t think …

逆に 「~じゃないと思う」 と言いたいときもあると思います。英語では “I think … ” の後ろに否定文を持ってくるのではなく、“I don’t think … ” のように 「~とは思わない」 の形で言うようにしましょう。

× I think it doesn’t really matter.
それはそれほど重要じゃないと思う (英語では不自然) 。
I don’t think it really matters.
それがそれほど重要とは思わないな。

余談ですが、この英語の否定文ルールは “think” に限らず、that 以下が曖昧になる動詞 “suppose” “feel” “look like” “seem” “appear” など ( 「非叙実動詞」 という ) で共通するルールです。より詳しく知りたい方は 「否定辞上昇」 もしくは英語の “Negative raising” を調べてみてください。

× I feel like it’s not going to happen.
そんなことは起こらないと思う (英語では不自然) 。
I don’t feel like it’s going to happen.
そんなことが起こるとは思わない。

4. “What do you think?

相手に 「どう思う?」 「どう思いますか?」 と英語で聞きたいときは、このフレーズを使いましょう。英会話はもちろん、英語メールや英語チャットのやり取りにおいてもよく使います。ぜひ覚えておきましょう。

What do you think?
どう思う?

なお、「どう思われますでしょうか?」 「どう思われますか?」 など英語でビジネスメールを書くときも、同じフレーズで構いません。英語ネイティブからのビジネスメールでも頻繁に使われています。

What do you think?
どう思われますでしょうか?

5. “Don’t you think … ?

これは 「自分はこう思うんだけど、あなたもそう思わない?」 というように、自分の思うことを話したあと、それに同意を求めたいときに使うフレーズです。

Don’t you think it’s more important?
こっちの方が重要だと思わない?

あるいは、納得してくれていない相手をどうにか説得したいときのフレーズとして使うこともあります。

Don’t you think it’s a bit too much?
ちょっとやり過ぎだと思わない?

6. “I think so.

I think so.” の意味は 「そう思う」 で、これも英会話ではよく使います。ここでの “so” をどうイメージするかですが、シンプルに直前の話題について 「そのまま繰り返す」 イメージで良いです。

Are you all right?
大丈夫?
Yes, I think so.
( = Yes, I think I’m all right.)
うん、大丈夫だと思う。

また、誰かが自分自身の考えに同意して欲しくて “Don’t you think … ?” とあなたに尋ねてきたときの返しのフレーズとしても “I think so.” は使えます。

Don’t you think it’s more important?
こっちの方が重要だと思わない?
Yes, I think so.
( = Yes, I think it’s more important.)
うん、そう思うよ。

7. “I don’t think so.

逆に 「そう思わない」 ときは、否定文にして “I don’t think so.” と言います。これは凄くかんたんですね!

Are you all right?
大丈夫?
No, I don’t think so.
( = No, I don’t think I’m all right.)
いや、大丈夫じゃないかも。

8. “Why do you think … ?

Why do you think … ?” は 「どうして~と思うの?」 「なぜ~と思いますか?」 の意味です。

Why do you think you are a good fit for this position?
なぜあなたはこのポジションに適していると思いますか?

また、誰かの意見を聞いてから 「どうしてそう思うの?」 と質問したい場合もありますよね。そんなときには “I think so.” や “I don’t think so.” と同じ “so” を使い “Why do you think so?” のフレーズが便利です。

Why do you think so?
どうしてそう思うの?

9. “I think so too.

I think so too.” の意味は 「私もそう思う」 で、誰かの考えや意見に『私も』と 「自分から同意したいとき」 に使います。既に説明済みの “I think so.” と “I think so too.” では少し違いがありますので、どちらを使っても同じ意味というわけではありません。次の例文で “I think so.” との意味の違いを感じ取ってみてください。

A: I think we should wait until next week.
私は来週まで待つべきだと思います。
B: I think so too.
私もそう思います。
C: OK, and why do you think so?
良いでしょう、なぜそう思うのですか?

なお、“I think so too.” は自分から同意したいときに使うので “I agree (with … ).” や “I’m with … .” などで言い換えることもできます。

10. “I don’t think so either.

I don’t think so either.” は “I think so too.” と同様、誰かの考えや意見に『私も』と 「自分から同意したいとき」 に使いますが、その考えや意見が 「~とは思わない」 という否定形の場合に使います。日本語に訳すと 「私もそう思います」 や 「私も同意します」 となり、“I think so too.” の日本語訳と同じになる点は注意です。

A: I don’t think we should wait until next week.
私は来週まで待つべきではないと思います。
B: I don’t think so either.
私もそう思います。

11. “Do you think so?

誰かの考えや意見を聞いて 「そう思う?」 「本当に?」 と再確認したい、そんなときには “Do you think so?” のフレーズを使います。

Oh, I never thought like that! Do you think so?
え、そんな風に考えたことなかったな! そう思う?

自分でも少しそう思うけど、他の人から後押しが欲しい……なんてときにも使えますね。

I know, but … do you really think so?
まぁそうなんだけど……、本当にそう思う?

12. “I’m thinking of [v]ing …

自分の予定について 「~しようと思ってる(んだけど) 」 と英語で言いたいときに便利なフレーズです。[v] には動詞 (verb) を入れて使いましょう。“[v]ing … ” は 「~すること」 を言い表す 「動名詞句」 であり、全体の意味は 「~することを考えている」 すなわち 「~しようと思っている」 となります。

I’m thinking of buying a new camera.
新しいカメラを買おうと思っててさ。

過去形の “I was thinking of [v]ing … ”、過去完了進行形の “I’ve been thinking of [v]ing … ” の形でもよく使いますので、ぜひ色々な人との英会話で使ってみてください。

I was thinking of going to Australia for my next vacation.
次の休暇でオーストラリアに行こうかなと思っていました。
I’ve been thinking of quitting my job and starting my own business.
仕事を辞めて自分のビジネスを始めようかなと思っていました。

13. “That’s what I think.

つい熱くなって話し過ぎたときなど、“That’s what I think.” のフレーズで締めることもよくあります。直訳すると 「それが私の思うこと」 ですが、自分の発言に対して直後に使うときは次のような意味になります。

Anyways, that’s what I think.
とにかく、私はそう思いますよ。

また、誰かが話した内容に対して 「それこそ私が思っていたことです!」 のように使うこともあります。

That’s exactly what I was thinking!
それこそまさに私が思っていたことです!

他にも “That’s what I thought.” と過去形にして使うと 「私はそう思っていた」 という意味になり、こちらも色々なシチュエーションでよく使われます。

That’s what I thought at the beginning.
私は最初にそう思っていました。

14. “Who do you think you are?”

英会話初心者の方は 「誰かと英語で言い争いをした」 という経験はまだないかもしれませんが、日本でも海外でも、「誰のどの口が言っているの?」 「何様のつもり?」 というシチュエーションはあります。そんなときはこのフレーズの出番かもしれません。

Who do you think you are?
あんた何様のつもりなわけ?

Who do you think you are?” というのは 「あなたは自分自身を誰だと思っているの?」 という意味ですが、要するに 「自分の立場を勘違いしてるんじゃないの?」 「何様のつもり?」 という意味ですね。

What do you think about them?“Think” の頻出英語表現まとめ

「思う」 の頻出英語表現まとめ

So, what do you think about these phrases? Do you think they’re useful? I think they’re also easy to remember!

ということで、今回は “think” を使った頻出英語フレーズ14選を紹介し、各フレーズの意味と使い方を例文で分かりやすく解説しました。日本人なら誰もが知っている基本動詞ですが、英会話で実際によく使うこれらのフレーズをしっかりと吸収し、あなたの 「思うこと」 をぜひ色々な人と英語で話してみてください。

自分自身でも各フレーズの短い英文を作り、スピーキング練習をしてみることもおすすめします。それでは、また次の記事をお楽しみに!