海外旅行で絶対に外せないのがお買い物ですよね。
自分へのご褒美、友人や家族、会社の方へのお土産など買う物はたくさん! ショッピングで半日以上使ってしまうなんてことも、珍しくないはずです。
今回は、そんなお買い物のシーンで使える「基本の英会話フレーズ9選」をご紹介いたします。
海外でのショッピングをより楽しく、トラブルなく進めるため、海外旅行でのお買い物をお考えの方はこれらの英語表現を再確認しておきましょう。
1. 入店したらまず挨拶
日本のお店では店員さんが「いらっしゃいませ」と言っても素通りしたり会釈をする程度ですが、海外では買い物前に挨拶をすることがとても大事です。
お店へ入店したら、むしろ自分の方から、
- Hello. / Hi.
- こんにちは。
と声を掛けるのがマナーです。これができないと、その後のコミュニケーションがうまくいかなくても文句を言う資格はありません! 買うつもりがなくても、挨拶をすることは絶対に必要ですよ。
なお、店員さんの目を見ながら「笑顔」で言うのもポイントです。英会話の練習も兼ねながら、気持ちよくお買い物をしましょう!
2. ショッピングでの必須表現
どんなお店に入っても大抵言われるのがこちら。
- May I help you?
- なにかお探しですか?
このとき、もし何かを探しているのであれば、
- I’m looking for …
- ~を探しています。
と言いましょう。
置物などお土産らしいお土産を探しているときには “souvenir”、プレゼントなどを探しているときなら “gift / present” と言うと、より伝わりやすいです。
- I’m looking for some souvenirs for my friends.
- 友達のためのお土産を探しています。
3. オススメを聞いてみよう!
せっかく海外旅行に来たんだから素敵な物を買って帰りたいなぁ。そんなときは、店員さん(staff)にオススメを聞いてみてはいかがですか?
- Do you have any recommendations? / What do you recommend?
- オススメはありますか?
オススメを聞いてみることで、その土地ならではの素敵な物に出会えるかもしれません!
4. 試着は必ずひと声かけてから
素敵なファッションアイテムを見つけたけれど、海外だと日本とはサイズ表記が違うこともあるため、やはり試着してみたいですよね。試着をする際は、必ずお店の方へ声を掛けてからにしましょう。
- Can I try this on?
- 試着をしてもいいですか?
勝手に試着をするとトラブルなどに発展してしまう可能性もあるため、声掛けは忘れずに!
もしサイズが合わなかった場合は、
- Do you have a smaller one?
- もう少し小さいのはありますか?
- Do you have a bigger one?
- もう少し大きいのはありますか?
と違うサイズがあるかを聞いてみましょう。これでお洋服やバッグのお買い物もバッチリです。
5. この商品が気になる!
気になる商品を見つけたときにも、むやみやたらに触らないほうがいいでしょう。ショーケースなどに展示されている物に関しては、まず店のスタッフに声を掛けて取ってもらいましょう。
- May I see this?
- これを見せてくれますか?
せっかくの海外旅行ですから、英会話の練習をするつもりで、店員さんとの会話を楽しむくらいの余裕があると良いですね。
また、革製品や宝石を取り扱っているお店などでは、商品を勝手に触らないのがマナーです。商品を触ってみたいときは一言、
- May I touch this?
- これに触ってもいいですか?
と聞きましょう。手袋の着用が求められる場合などもありますのでご注意を!
6. 値切りにチャレンジ!
国によって様々ですが、ショッピングには「値切り交渉」が必要となる場合もあります。特に海外では「日本人=お金持ち」というイメージを持っている方も多いため、日本人だと分かると「本来より高い価格」を請求されてしまうこともあります。ですが「もっと安くならないかな?」と感じたら、
- Could you give me a discount?
- 割引をしてくれませんか?
と聞いてみてはいかがでしょう? まとめ買いするなどの条件があれば、交渉しやすくなりますよ。
しかし、値切り交渉ができるのは、一部のお土産屋さんやマーケットなどの限られた場所でのお買い物です。間違ってもデパートや高級ブティックなどで値切り交渉しないようにしましょう。
7. スマートにお支払い
買うべき商品をすべて選び終えたら、最後に支払いをしましょう。海外では、現金とクレジットカードの2つの支払い方法が主流です。クレジットカードで支払いたい場合は、
- Could I pay by credit card?
- クレジットカードで払えますか?
と聞きましょう。地方の小さなお土産屋さんなどはクレジットカードに対応していない場合もありますので、その時は現金で支払います。
特定のクレジットカード会社で支払えるかどうかを聞きたい場合は、
- Could I pay by VISA?
- VISAで払えますか?
と聞きます。VISA の部分を Master Card や JCB など聞きたいクレジットカード会社に変更すればOK!
海外ショッピングではつい買い過ぎてしまうこともあるため、自分がいくら使ったかを後で把握したい方はレシートを貰えるようお願いしましょう。
- May I have a receipt, please?
- レシートをいただけますか?
海外のお店ではレシートは日本のように手渡しではなく、購入した商品と一緒に袋の中に入れる習慣もありますよ。
8. プレゼント用の包装は?
お土産やプレゼントは特別な包装をして欲しいですよね。そんなときに使う英語フレーズはこちら。
- Could you gift wrap this?
- プレゼント用に包んでもらえますか?
ただ、海外のお店では簡易的な包装のみおこなっているところも多いです。近年は、環境への配慮からかもしれません。残念ながらプレゼント包装までは対応していないお店もあるかもしれませんが、でも聞いてみる価値はあるでしょう。
また、ばらまき用のお土産をたくさん買ったとき、「プレゼント用に包むほどではないけど個別の袋が欲しいなぁ」なんてことはありませんか? そんなときは、
- May I have extra bags?
- 余分に袋をいただけますか?
と聞いてみましょう。必要な数が分かるのであれば枚数も言えるとさらにグッド! 例えば、5枚余分に欲しければ “May I have five extra bags?” ですね。
9. 店員さんへさよならの挨拶
さて、支払いも済み、お土産用の袋も充分に貰ったので後はお店を出るだけ! と思った方、ちょっと待ってください! レジを担当してくれた店員さんにこう言ってみてはいかがでしょう?
- Thank you. Have a nice day!
- ありがとう。いい一日を!
“Have a nice day.” は旅行中だけでなく、人と別れるときによく使われる日常の英会話表現です。夜の買い物なら “Have a good night.” ですね。
もし、店員さんから先に言われてしまった場合は、
- You too. Bye-bye.
- あなたもね、さよなら。
と返せればバッチリです。
お買い物の英会話フレーズまとめ
今回は海外旅行のショッピングでよく使う英語表現をまとめてご紹介いたしました。観光地では店員も旅行客の対応に慣れているため、少しくらい英語で失敗してしまっても大丈夫! 大事なのは、相手の目をしっかり見て英会話でのコミュニケーションにチャレンジする心です。
お買い物を気持ち良く楽しむためにも、ぜひ勇気を出して、店員さんと笑顔で会話してみましょうね!