英語を話せるようになるには常に類語「Synonym (シノニム)」を調べる方法がオススメです。なぜなら、類語「Synonym (シノニム)」を知れば単語への理解が深まり、語彙力も身に付くからです。
今回は、類語学習と脳内シミュレーションを取り入れて英単語の理解を深めるための方法をお伝えします。
英語で類語を調べる方法
皆さんは、日本語で何かの単語を別の言葉に言い換えたいとき、どのように調べますか? いまや、国語辞典など以ての外、電子辞書を使う人ですらほとんどいないでしょう。そう、インターネットがあるからです。
例えば、もし『状況』という単語を別の言葉に言い換えたいとしたら、インターネットを使って『状況 類語』もしくは『状況 同義語』などと検索することで、簡単に似た意味の言葉を調べることができますよね?
これは、英語でも全く同じです。むしろ、Yahoo! Japan ではなく Google の検索を使っている人にとっては、日本語よりもっと便利で簡単かも知れません。例えば、日本語と同じく『situation』という単語を別の言葉に言い換えたいとしたら、インターネットを使って『situation synonym』と Google で検索してみましょう。
すると検索結果の1番上に「単語の意味と類語(単語によっては反対語も)」さらに利用例が表示されます。
調べた類語で理解を深める
英単語の類語を調べたあとは、自分が説明したいこと(もしくは表示された利用例を使ってもOK)を実際に別の形に言い換えてみてください。例えば、先ほど調べた『situation』の単語では “their financial situation” 「彼らの財政状況」 という利用例がありました。これを使い、いくつか頭の中で会話を作ってみましょう。
- “Their financial situation was really bad at that time.”
- 「彼らの財政状況は当時とても悪かった。」
- “Their financial condition has been drastically improved.”
- 「彼らの財政状況は劇的に改善してきている。」
- “Their financial circumstances are pretty good now.”
- 「彼らの財政状況は今はかなり良い。」
もちろん、類語を調べると、それぞれの単語で微妙にニュアンスが違うということは良くあります。ですが、そういったニュアンスの違いも、こうして実際に使っていくことによって、自分の肌感覚で身に付けることができます。単語の意味を確認して「納得」するだけでいるより、はるかに実践的ですね!
こういった理由から、例えば「分からない英単語に遭遇したとき」も、日本語で意味を調べてしまうよりも、「英語で類語 (synonym) を調べる」アプローチの方が、英会話習得のためには断然オススメです。
例えば、『drastically 意味』と調べてしまうより『drastically synonym』と調べるようにしてみてください。はじめは少し難しいと感じるかも知れませんが、次第に慣れます。ぜひ、試してみてくださいね。
まとめ
実は、英会話に慣れて「ペラペラ」と話せるようになっても、会話の途中で単語を「ど忘れ」することは良くあります。そんなとき、咄嗟に「知っている類語」を使ったり、もしくは「別の言い方」をしたりすることがとても大事です。英会話を途切れさせないためのコツの1つですね!
今後、新しく習った単語や気になった単語は、ぜひ synonym のキーワードと組み合わせて Google で調べてみてください。普段からこれを続けていると、1つ1つの単語への理解が深まって、英語の語彙力がどんどん身に付いていくはずです。相手の語彙レベルに合わせて、単語を使い分けれるようにさえなるかも?
皆さんも、国内や海外でグローバルコミュニケーションを引っ張れる存在になってくださいね!