SNSで英語のコメントを投稿するには?

今回は SNS (Social Networking Site) で英語コメントを投稿するためのコツをまとめました。FacebookTwitterInstagram など、いまや SNS は友人との近況報告やおしゃべりには欠かせないコミュニケーションツールです。SNS 上で英語を話す外国人のお友達を持つ方も増えているのではないでしょうか。

海外で人気の高い SNS「Facebook」では英語と日本語を使い分けて情報発信する日本人も良く見かけます。短いコメントのやりとりが多い SNS だからこそ、英語での情報発信に挑戦してみませんか?

SNSでの英語はシンプルに

SNS では日本語の場合と同様、すぐ本題に入って OK です。はじめて英語でコメントをしたり、メッセージを送ったりする場合でも、出だしの挨拶は簡潔に “Hi!” で十分です。

自己紹介をするのなら、“Hi, I’m ◯◯.” と名前を続ければ大丈夫です。堅苦しい文章や長い自己紹介は必要ではありません。やり取りの締めくくりも Thanks!(それでは!/よろしく!)  OK!(了解!)とシンプルな英語を使うのが一般的です。

また友人へのメッセージなら、“Hi ◯◯, how are you?” と名前を入れると気遣いが伝わります。もちろん、はじめて誰かに話し掛けるときでも同じように “Hi ◯◯, how are you?” を使って構いません。必要な英語をただ繋げただけのシンプルなコメントはスムーズに伝わり、かえってこなれた印象を与えます。まずは英語のやりとりをしながら会話に慣れてみましょう。

SNS で「英語を使うことが身近」になれば、英語の実力も上がっていくはずです。

写真に英語を添えて投稿しよう

自分で撮った写真を SNS に投稿するときは、英語でサラッと一言添えてみませんか? 写真が多くの内容を語ってくれますので、単語だけや簡単なフレーズだけでも、効果的に意図を伝えることが出来ます。

例えば Facebook で綺麗な写真を投稿すると、友人や友人の友人が「シェア」をしてくれることもあるので、英語でコメントを添えておくと世界中の人に見てもらえる可能性がより広がります。

作った料理の写真をシェアするとき

和風料理の写真はSNSで英語コメントを貰いやすい

素敵なレストランを見つけたことをシェアしたりすることもできますが、自分で作った料理の写真を投稿するのがおすすめです。英語圏の人にとっても興味が湧くような内容だと、なおさら良いですね!

例えば、自分で作った料理が満足な出来だったら、自信を持ってシェアしてみましょう。そんなときに使えるとってもシンプルな英語はこちら。短いフレーズだからこそ臨場感が出ます。

Look! I made it!
見て見て!作ってみました!
From my kitchen.
厨房より。
From my oven!
焼き立て!

また「せっかく作ったけどちょっと失敗しちゃった」という時も、笑顔マークなどを添えて次のような英語でコメントすると、ポジティブな印象を与えられて良いです。

It may not look pretty but it’s healthy and delicious 😀
見た目はよくないかもだけど、ヘルシーで美味しい(^o^)
Never mind 🙂
ご愛嬌で(^^)

週末や旅先の写真をシェアするとき

日本の風景写真もSNSで英語コメントを貰いやすい

週末のお出かけ先や旅先で「世界中の人と共有したい場面」に遭遇したときも、SNS で英語コメントを添えて思いを伝えてみましょう。実際、日本のイベントや風景の写真は SNS で英語コメントを貰いやすいです。

Everything was beautiful and I didn’t want leave!
何もかも美しくて、ずっといたかった!
I already want to go there again!
帰ってきたばかりなのに、もうまた行きたい!

また誰かの投稿にコメントすれば、相手も英語で次のように返してくれるかもしれません。

I wish you were here!
一緒に行きたかったなー!
Next time for sure!
今度こそ、きっと!

そもそも、素晴らしい写真にコメントをするには多くの言葉は要りません。いろんな単語をここぞとばかりに使ってみてください。

Awesome!
絶景!
Great!
すごい!
Wonderful!
素晴らしい!
Lovely!
素敵!

単語ひとつだけ使うなら前後の関係や文脈による使い方のミスなどを気にする必要もないです。新しい言葉をどんどん試して、自分のものにしましょう。

他の人の写真にも英語でコメント

他の人の写真にも英語でコメント

赤ちゃんやペットの愛らしい写真に心が揺さぶられたときは、いずれも「かわいいね!」「愛らしいね!」の意味となる次のような言葉を使ってみてください。

Adorable!
愛らしい!
So sweet!
とても可愛い!
Lovely!
可愛らしい!
Cute!
かわいい!

同じような意味の単語がいくつもあると、どれを使ったらいいのか迷う時があります。そんな場合は、音感やイメージで気に入った言葉を選んで大丈夫です。

他の人の投稿に返信コメントをしていると、自分の投稿にも返信コメントがつきやすくなります。投稿に返信があったら、英語で SNS を使うのがもっと楽しくなるでしょう。

【2021年03月28日 追記】SNSは和製英語って本当?

海外で SNS と略して使うことは少ないですが、Social Networking Site はれっきとした英語です。しかし、現在は Social Networking Site より Social Media の方を良く使うようになっていることは事実です。では、どのようにして Social Networking Site は「Social Media」と呼ばれるようになったのでしょうか?

そもそも、インターネットに登場したばかりの SNS はユーザー数も少なく、まだ Social Media とは呼ばれていませんでした。それが急激にユーザーを増やし、個人の情報発信が意味を持つようになったばかりか広告やニュース媒体も介入してきたため「メディア」としての役割が大きくなっていったのです。

そのうち、Social Media という言葉が定着しました。その一方、日本では SNS という略語となってそのまま使われ続けました。そういう意味では、SNS は和製英語のようだともいえますね。

現在、Social Networking Site にも様々なタイプのものが登場しています。タイムラインの機能やニュースが充実したタイプは Social Media と呼ぶにふさわしいでしょう。Social Media では FacebookYouTubeInstagramTwitterLinkedInTikTok などが人気です。

一方、WhatsAppMessengerDiscordTelegram などチャット機能や通話機能などに特化したタイプの Social Networking Site もあります。アプリで使う人が多いですが、パソコンから使うこともできます。

英語圏で人気のSNSといっても、利用者層や利用目的は様々です。他にも italkiHelloTalkTandem などの言語学習をしている人たちだけが集まった SNS もありますよ!

SNSで英語コメントを貰うコツは?

日本の食文化を英語で発信してみる

自分から英語で発信することはもちろんですが、海外の方が興味関心を持っている事柄についてシェアするとコメントをして貰いやすくなります。

もちろん、自分自身が興味関心のないことを無理してシェアする必要はないです。プロフィールなどは英語であらかじめ書いておき、自分らしさを出しながら興味を持って貰えそうな内容を投稿すると良いでしょう。

また、Facebook なら Facebook グループに投稿するとか、TwitterInstagram なら人気のハッシュタグをつけるとか、より多くの人に見て貰えるようにすることも大切です。

今回のまとめ SNSで英語を使おう

SNS では、単語ひとつでもコミュニケーションが始められるので、覚えた言葉やフレーズを実践に移してみるチャンス。すぐに反応が返ってくるのも張り合いになりますよね。楽しむうちに、伝えられることがどんどん増えていき、きっと、もっと英語を学びたくなりますよ!

今は本当に様々なSNSがあるので、友達を作るためのSNS、友達と繋がっておくためのSNS、友達と連絡するためのSNSなど、使い分ける必要もありますね。でも最初の一歩は、まず英語で投稿をしたり、英語の投稿に返信コメントをしたりすることです。シンプルな英語で大丈夫なので、ぜひチャレンジしてみてください。